SEOコンサルティング

ホームページを作ったのに集客できない7つの理由と、中小企業が今すぐできる改善策

2026.05.08

ホームページを作ったのに、なぜ集客できないのか

「制作会社に頼んで、それなりの費用をかけてホームページを作った。でも、問い合わせがまったく来ない」

こういった相談を、中小企業の経営者や担当者からよく受けます。

原因はほとんどのケースで共通しています。「いいサイトを作れば集客できる」という前提が、そもそも間違っているのです。

ホームページの制作と、ホームページへの集客は、まったく別のスキル領域です。見た目がきれいなサイトを作ることと、Googleで上位表示されてアクセスを集めることは、別の話です。

この記事では、集客できないホームページに共通する7つの原因と、今すぐできる改善策を解説します。

集客できないホームページに共通する7つの理由

理由① SEOを考慮せずに設計されている

多くの制作会社は、デザインや実装の専門家です。見た目のクオリティは高くても、「Googleにどう評価されるか」という視点での設計が抜け落ちていることが多くあります。

具体的には次のような問題がよく起きています。

  • ページタイトル(titleタグ)が「会社名|ホームページ」のまま
  • 見出し(h1〜h3)がデザイン優先で、キーワードが入っていない
  • 画像にalt属性が設定されていない
  • ページの読み込みが遅い(特にスマートフォンで)

改善策: Google Search Consoleに登録し、「検索パフォーマンス」レポートで現在の表示回数・クリック数を確認するところから始めましょう。データがほぼゼロであれば、SEO設計の見直しが必要です。

理由② ターゲットキーワードが設定されていない

「どんなキーワードで検索されたいか」を明確に決めないままサイトを作ると、Googleはそのページが何について書かれているのかを判断できません。

改善策: 各ページに「狙うキーワード」を1〜2個設定し、タイトル・見出し・本文に自然な形で盛り込みましょう。

理由③ コンテンツが会社目線で、検索意図とズレている

「私たちのサービスの強みは〇〇です」「創業□□年の実績」——こうした会社目線の文章は、検索ユーザーが求めているものとズレていることがほとんどです。

改善策: 「このページを読む人はどんな悩みを抱えているか」という視点でコンテンツを書き直してみましょう。

理由④ GA4・GSCが入っておらず、現状が把握できていない

Google Analytics 4(GA4)とGoogle Search Console(GSC)が設定されていないと、改善の手がかりがまったくありません。

改善策: まずGA4とGSCが正しく設定されているか確認してください。設定されていない場合は、早急に導入することを強くおすすめします。

理由⑤ ページの表示速度が遅い

Googleは2021年以降、「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」と呼ばれるページ体験の指標を検索順位の評価基準に組み込んでいます。

改善策: GoogleのPageSpeed InsightsにサイトのURLを入力してみてください。スコアが60を下回る場合は改善が必要です。

理由⑥ 内部リンクがほぼない

内部リンクとは、自分のサイト内のページ同士をつなぐリンクです。これがないと、Googleがサイト全体を正しくクロールできず、ユーザーも関連情報にたどり着けません。

改善策: 関連するページへのリンクを本文中や記事末に追加しましょう。

理由⑦ 公開後に更新が止まっている

サイトを作って公開した後、ほとんど更新していない——これも集客できない大きな原因です。

改善策: 月に1〜2本でも構いません。ターゲット顧客が検索しそうなテーマでブログ記事を書き続けることが、中長期的な集客の基盤になります。

改善の優先順位

ステップ1(今すぐ): GA4・GSCの設定確認・導入

ステップ2(1〜2週間): PageSpeed Insightsでスコア確認・速度改善

ステップ3(1ヶ月): 各ページのtitleタグ・見出しの見直し

ステップ4(継続): ブログ記事の定期更新

制作とSEOを「分けて発注」することのリスク

多くの中小企業が、ホームページ制作は制作会社に、SEOは別のコンサルタントに依頼します。しかし、この「分業」には大きなリスクがあります。

制作時点でSEOの視点が入らないと、後から修正するコストが大きくなります。

理想的なのは、制作の段階からSEOを考慮した設計を行い、公開後も継続的に改善を続けることです。

まとめ

  1. SEOを考慮せずに設計されている
  2. ターゲットキーワードが設定されていない
  3. コンテンツが会社目線で、検索意図とズレている
  4. GA4・GSCが入っておらず、現状が把握できていない
  5. ページの表示速度が遅い
  6. 内部リンクがほぼない
  7. 公開後に更新が止まっている

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